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2022/12/27 12:22
怖くて開けられない、スナックの扉
数年前、仕事仲間が出張で東京に来たとき、よく飲みに行く機会がありました。
居酒屋で食事をして仕事のこと、人生のことなどを語り合い、そのあとは決まってスナックで歌うのがお決まりの流れ。
でも僕があんまりお酒が飲めないので行きつけのお店もなく、いつも適当に街を歩きながら探していました。
その時に思ったんですよね・・・
「なんでスナックの看板って名前しか載ってないんだろう?」
「これじゃあ、怖くて扉開けられないよ・・・」って。
でもどの街に行ってもそれは同じだし、昔からそうだし、謎めいているところがまたエモいし、行ったことがある人だけがどんなお店か知っているというのも逆に悪くないとも言える。
だからそういうもんだと思って、これまで疑うことを忘れていました。
でも、
心理学やマーケティングを学び、リアル店舗集客の広告やプロモーションの仕事に力を入れるようになって、集客したければ看板のデザインを変えたほうがいいのでは?というお店が少なくないことに気づいたのです。
心理学やマーケティングを学び、リアル店舗集客の広告やプロモーションの仕事に力を入れるようになって、集客したければ看板のデザインを変えたほうがいいのでは?というお店が少なくないことに気づいたのです。
例えばこのよく見る業種と店名だけが載っている看板デザインと、フォントとコピーにちょっとだけユーモアを入れた感じにした看板デザインのお店があったら、あなたはどっちの扉を開けてみたくなりますか?(あなたが何歳かでも答えは変わりますが)
年間離脱客は20%
スナックだけではありませんが、商売を永く継続していくためにどれだけ常連さんを掴むかが大事だと思いますが、人は歳をとり続けますし、日本の人口は減り続けるのが現実です。
あるデータによると、どんなに堅実に営業努力を重ねていても、年間20%は離脱するお客がいるそうです。(死去、病気、引っ越し、経済的理由など)
だから、顧客の若返りも必要なのです。
そのお店のママさん(オーナー)の性格や創り出す雰囲気にもよりますが、お店が提供している雰囲気と看板のイメージがズレていて、街を歩く見込み客に興味をもってもらえていないとしたらもったいないです。
個人的にはスナックでもパブでもキャバクラでも、最近はキャストの方がSNSを発信していたりするので、そのQRコードを看板に貼っておくのもアリだと思っています。
3年も続くコロナ騒動で、夜の街に繰り出す人たちが本当に減り、今は踏ん張り時だと思います。
でも、人はやっぱりリアルで会って、食を共にし、語り合い、歌うことで生きている実感を得られます。
どうかいまを乗り越えて、活気ある街を取り戻すことを願って止みません。
★集客に関するご相談、お気軽にお申し付けください。(^^)/